先物 2006 4 28
本日の日経平均株価は、午前10時過ぎに、垂直に近い急落で、
あっという間に、200円近く急落しました。
これについては、「株先物売り・債券先物買い」の動きがあったのではないかという
観測も出ています。
ファンダメンタルズに変化がないのに、
日経平均株価が、短時間に急落しているので、
先物に、大量の売りが出たのでしょう。
このように、現在の日経平均株価は、先物に左右される状態となっています。
日経平均株価を下げたいと思ったら、先物に、大量の売りを出し、
逆に上げたいと思ったら、先物に、大量の買いを出すことで、
いくらでも、日経平均株価の操作が可能な状態となっています。
こうしたことは、一部の大口投資家たちの意向で、
日経平均株価の操作することは、いくらでも可能でしょう。
どうも、先物が、バクチの道具になっているような感じです。
よく言っても、投機の道具でしょう。
本来、先物とは、リスク回避のために使うものだと思っていますが、
現在では、本来の姿は忘れられて、投機の道具となっていると思います。